戦略日記
凡事徹底こそが差別化になる #9
差別化と一言でいってもほんのちょっとだけ変わっているなど、気まぐれや思いつきのようなレベルではお客さまは選んでくれません。
自分がお客さんになった時に、あなただって選ばないはずです。
では、どうすれば良いのでしょうか。
それは徹底することに尽きます。
誰にでもできることを誰にも負けないほど徹底することなのです。
つまり凡事徹底こそが差別化なのです。誰もできないことをやるのは専門化です。
この技術では世界一、誰も真似できない特別な技術を開発するなどのイメージです。しかしながら、我々のような凡人には簡単に真似ができません。
だから凡人は誰にでもできるようなことだけど、自分の強みに手間と時間をかけることです。あれもこれもやらないことです。
「そんなことやっても仕方ない」「こんなことやっていて大丈夫だろうか」と思えるほど徹底することです。
ただし、何でも良いというわけではなく、前提として3大戦略を考えて考え抜いて設定する必要があります。
例えば、地域(エリア)でも何となくダラダラとまんべんなくやるのではなく、意図を持って、時間を区切って、範囲を絞ってやると結果が違ってきます。
世界一の安打記録を持つイチローさんは「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」と名言を残しています。
この徹底こそが差別化になるのです。